私の仕事場ではWindows7が2台、XPが2台、かなり古い2000が2台とMacのG4デスクトップ、SnowLeopardの入ったMacBookなどが混在しています。現在のメインマシンはWindows7のデスクトップとMacBookで、画像やビデオの編集、サイトのプログラミングやFlashなどはMacBook、それ以外の作業はWinで行うことがほとんどです。
Windows7のデスクトップはHDD容量が最も大きいため、ファイルストレージとしても使用しているわけですが、Macからの初期接続ではIPアドレスを指定してやる必要があるため、固定IPをふっています。またメディアサーバーとしてXBoxからも接続するので、固定IPのほうが都合がいいわけです。
先週メインのWinマシンの調子がおかしくなったため、オンラインバックアップイメージからレストアをしたのですが、その直後から勝手にDHCPに変更されてしまいました。再度固定IPに変更したのですが、再起動するたびにデフォルトゲートウェイが消えてしまい、インターネット接続ができなくなりました。再起動の度にいちいちネットワーク設定を開かなければならないというのは不便なのでこの現象について調べてみました。
どうやら複数のサービスに起因するバグのようで、初期に固定IPアドレスを設定した後、DHCPに変更し、再度固定IPに変更するとこの現象が発生するようです。ネットワークのプロパティで設定した内容はレジストリに保存されるのですが、この時実際のデータの前に改行が入ってしまうようです。
レジストリの場所は、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\Tcpip\Parameters\Intaerfaces
の中の DefaultGateway と DefaultGatewatMetric の二つの項目で、この改行をレジストリエディタで削除してやると次回からは消えなくなります。
このバグはVistaの頃から直っていない問題のようですが、まあ、MSさんの場合直す気もないのかと推測しています。実際世の主流はDHCPですし、OSが混在するような環境で双方でデータ交換するようなことがなければDHCPで何の問題もないわけですが、私に似た環境でVista、Win7をお使いの方はご注意ください。
この記事を書いたのが2010年の7月27日でしたが、その後毎月1000件を越えるアクセスがこの記事にきています。それだけ同じトラブルに見舞われた方が多いと言うことですね。
かなり原因が解りにくいトラブルなのでOSの再インストールをした人とかもいらっしゃるのではと思います。Win7ではSP1も含めて今年に入ってからだけでも約30個の更新がリリースされていますが、未だにこの記事へのアクセアスが減っていないところをみると予想通りバグフィックスはされていないのでしょうか。
このあたりの情報お持ちの方がいらっしゃればコメントなどいただけると有り難いです。